統合報告書2019

社長メッセージ

みらかホールディングス株式会社 取締役 代表執行役社長 兼 グループCEO 竹内 成和

みらかホールディングス株式会社
取締役 代表執行役社長 兼 グループCEO
竹内 成和

将来の飛躍的かつ持続的な成長へ向け、既存事業の強化とともに新規事業の育成を加速します

INDEX

Chapter 1
中期計画「Transform! 2020」の進捗

 「会社を変革する」という強い思いを込め、飛躍的かつ持続的な成長のための基盤整備を目指す中期計画「Transform! 2020」が2年目を終え、2020年3月期に最終年度を迎えます。この2年間は、既存事業を強化するとともに、基盤整備のための投資をはじめとしてさまざまな施策を実行してきました。その結果、業績面での成長に加え、グループ一体化によるシナジーの追求、組織・業務の変革、人材の活性化等、徐々にではありますが、着実に成果が出始めてきたことを実感しています。

 一方、私が社長に就任して以来、経営課題として認識していた受託臨床検査事業におけるITプロジェクトおよび米国での病理検査事業については、それぞれプロジェクトの中止、事業売却という形で終了することができました。同時に、将来の成長基盤の整備についても、成長を目的とした投資と併せて各事業で抜本的改革を断行してきました。改革のスピードは想定を下回り、当初の目標には届かないものの、間違いなく目指すべき方向へ進んでいることを確信しています。当グループの変革を目に見える形に結実させ、新たな企業像を打ち出していきます。

 2019年3月期の業績は、売上面では米国受託臨床検査事業を売却したことによって減収となりました。しかし、この影響を除くと、売上高は過去最高を記録しました。これは、受託臨床検査事業における想定以上の価格下落や、各事業での施策実行の遅延があったものの、これらの影響を上回る新規顧客の獲得や検査数量の増加を実現できたためであり、特に下期からはこれまで行ってきた投資や注力してきた各施策による成果が表れてきたものと考えています。

 利益面では、各事業での将来成長に向けた先行費用の継続的な発生や、既存事業の強化のために実施した設備投資による減価償却費の増加等で減益となりました。しかし、新規顧客獲得や成長が見込める中国市場への参入等、将来の成長につながる投資は今後も継続していきます。

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Chapter 2:重点施策への取り組み

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